専門業者が解説！床清掃のすべて

床清掃について

床が汚れた店舗やオフィスは、なんとなく居心地が良くありません。反対にきちんと手入れがされた塵一つないクリーンな床や室内であれば、その店舗やオフィスに対するイメージが無意識のうちに良くなるのではないでしょうか。もちろん、お越しいただいた方に心のこもったサービスを提供することは大切ですが、エントランスや建物全体のキレイさや清潔さも好印象を持つきっかけの一つとなります。ただ、日頃から掃除機掛けやモップで拭くなどしていたとしても、どうしても落としにくい汚れが溜まり黒ずむものです。そんなときには仕方がないと諦めてしまわず、一度、専門業者による床清掃をお試しください。業者ならではの技術や洗剤、ポリッシャー・高圧洗浄機・手押しスイーパーといった専用機材を使った徹底的な清掃で、以前のような美観を取り戻すことをお約束します。オフィス、飲食店や美容院などの店舗、マンションやアパート、さらにビル全体の床清掃についても、お気軽に業者にご依頼ください。階段部分の清掃や、油汚れがひどい厨房の床清掃も承ります。屋外の床であれば、排水溝を含めて清掃します。

床清掃の種類について

オフィス、店舗、マンション、アパートなど、それぞれの建物にはいろいろな材質の床が使われています。化学床材、カーペット、フローリング、さらには大理石や御影石といった石材系の床もあるでしょう。清掃業者は基本的にどのような材質の床にも対応が可能です。ただし材質ごとに使用する洗剤や機材は異なるため、まずは床の材質や塗装の状態をきちんと確認したうえで適切な清掃方法を決定することが大切になります。床の材質と清掃方法についてご紹介します。

化学床材の清掃

店舗やオフィスなどに多いのが、Pタイルや塩ビシートといった化学床材です。それぞれの床材に合わせた洗剤を選択しポリッシャー、スイーパー、モップなどを使って汚れを除去、乾燥後にはワックスを塗布します。ただワックスを何層にも重ねるとワックスが劣化してくるため、状況に応じて一度ワックスを剥離したうえでワックスを塗布する「ワックス剥離（はくり）清掃」を行うこともあります。清掃によって以前のような光沢を取り戻すことができ、フロア全体が明るくなったと感じていただけると思います。

カーペット清掃

カーペットと一口に言っても、その素材は天然繊維やナイロン・ポリエステルといった化学繊維など様々です。さらに、OA機器を使用するフロアでは水をあまり使えないといったような制約もあります。業者はこれらを考慮したうえで、セミドライやウェットなどより適切な方法で清掃します。例えばスチーム洗浄機を使用するスチーム工法、ポリッシャーにヤーンパットという綿パット付けて清掃するセミドライ工法などは、乾燥までの時間を短縮させたい箇所に向いています。それに対しロータリー・シャンプー工法は、ポリッシャーでシャンプークリーニング後にリンサーですすぐといった清掃方法で、乾燥までに時間はかかりますが黒ずみや油汚れなどもしっかり除去できます。

フローリング清掃

木材は水に弱いため、フローリング清掃の際にはその点にも配慮しながら進めなくてはいけません。塵やホコリを除去したら、専用の洗剤とポリッシャー、モップなどを使って床を洗浄し、ワイパーやスクイジーで汚水を回収して乾燥後には床の表面を保護するためのワックスを塗布します。ワックスが劣化してきている場合には、ワックス剥離清掃を行うこともあります。ワックス塗布しても以前ほどキレイにならなくなったと感じているときには、ぜひワックス剥離清掃をご依頼ください。

石材系の床清掃

大理石や御影石、セラミックタイルなど、石材系の床にもいろいろな種類があり、清掃の際はそれぞれの材質の特長に合わせた適切な洗剤を使用します。ポリッシャーで丁寧に磨くと、くすんでいた床も光沢を取り戻すことができるでしょう。石材の表面に傷がつき汚れてしまっている場合には、表面を研磨するといった補修も行います。

業者による床清掃の流れ

毎日たくさんの人が歩く床は、普段からまめに掃除をしていても少しずつ汚れが溜まり黒ずむものです。そんな汚れは定期的に、業者の徹底的なメンテナンスでしっかりと落としてください。清掃業者に床清掃を依頼された場合、基本的には以下のような流れで行われます。

1. 多くの業者は、事前に一度お伺いして床材の確認や汚れ具合のチェックをします。その結果をもとに清掃料金や作業にかかる時間などをお伝えし、お客様がご納得いただけましたら契約となります。事前の見積もりは無料で行っているケースが多いため、迷われたときにはぜひ見積もりだけでもしてみてください。
2. 作業日当日、まずは床の上に置かれた什器を移動させます。もしも貴重品や触れられなくない大切なものなどがございましたら、先にお客様自身で移動させておくことをおすすめします。なお、什器の移動は作業員2人でできる範囲であり、状況によっては移動させず養生をして、そのまま作業を行います。
3. 清掃中に洗剤が飛び散って汚れないよう、クロスなどを養生します。
4. 床の洗浄を始める前には、まず塵がない状態にしておくことが大切です。バキュームやダスターモップを使い、床に落ちたホコリやゴミ、髪の毛などを除去します。雑巾で拭き取ることもあります。
5. 床材の種類や汚れに合わせて希釈した専用洗剤とポリッシャーで、床面のクリーニングをします。ポリッシャーが入らない箇所はブラシを使い、手作業で洗浄します。汚水は吸水バキュームやワイパー、スクイジーでしっかりと回収し、洗剤成分を残さないよう水拭きモップで丁寧に拭くようにします。
6. 床面をしっかり乾燥させたら、最後にワックス掛けをします。美しい仕上がりを提供するためにも、ムラにならないよう隅々まで均一に塗ることが大切です。プロの技術と経験を活かし、ご満足いただけるサービスをお届けします。ワックスが乾燥したら什器を元に戻し、作業は終了です。

以上が床清掃の流れですが、もしもワックスが劣化し床面がひどく汚れている場合には、ワックス剥離清掃を行なうこともあります。通常の床清掃より時間も費用もかかってしまいますが、長年の使用により全体的にくすんでいた床も以前のような輝きを取り戻せる可能性があります。無料見積もりの際には、このような清掃方法も含めてご提案させていただきます。

床清掃の料金・費用相場

業者に床清掃を依頼するとなると、気になるのは料金・費用相場ではないでしょうか。これは清掃するフロアの広さや床材の種類、汚れの状態などによって違ってくるため、一概には言えません。例えば一例としてPタイルや塩ビシートなどの化学床材の床清掃・ワックス塗布の場合、50㎡であれば1人で作業することが多く12,000円〜が相場となります。100㎡であれば作業に2〜3人が必要となり、30,000円〜が相場です。ただし、フロアの広さや状況により料金の計算の仕方は変動し、また床材の種類や汚れ具合などによっても変わります。正確な料金は実際に業者に現場を確認してもらったうえで見積もりを出してもらうのが良いかと思います。多くの業者が無料見積もりをしていますので、業者による清掃を導入しようかと迷われた際はお気軽に相見積もりされてみてください。できれば汚れがひどくなってからではなく、定期的にご依頼いただくことで常に美しい状態を維持できます。建物の美観をキープしオフィスや店舗、マンションなどのイメージを向上させるためにも、ぜひご検討ください。

当社の床清掃対応エリア

一都三県（東京・神奈川・千葉・埼玉）のお困りの方、お問合せをお待ちしております！

当社では一都三県（東京・神奈川・千葉・埼玉）エリアを中心に床清掃を承っています。化学床材、カーペット、フローリング、石材などいろいろな床材に対応可能で、階段や廊下も含めて清掃しますので、汚れが気になっている、自分たちで清掃するのは大変なので業者を導入したいといった場合はぜひご連絡ください。対応エリア外のお客様のご要望にも、柔軟にお応えさせていただきます。フレックスパートナーの社名の通り、当社は様々なお客様とフレキシブル（フレックス）なお付き合いをさせていただき、皆さまにとってより衛生的で心地の良い環境をお届けしていくことを目指しています。ご興味をお持ちいただけましたら、気兼ねなく無料見積もりをご利用ください。

床清掃以外のクリーニングもフレックスパートナーにお任せ

フレックスパートナーでは、オフィス・店舗・ビル・マンション・アパートなどの床清掃以外にも業務用エアコンクリーニングや、トイレ、給湯室、高所の窓ガラス・照明器具などを含めた建物全体のクリーニングも行っています。高圧洗浄機のような機械を使った外廻りの清掃や排水管清掃、手押しスイーパーやモップでの日常清掃、さらに巡回清掃や定期清掃なども承っており、お客様のご要望に合わせてより最適な清掃方法をご提案させていただくことも可能です。ビルメンテナンスから飲食店の厨房清掃やグリストラップの汚れによる排水管の詰まり回復、空調ダクトの清掃、さらには害虫駆除や貯水槽の清掃・消毒まで、お困りごとがあればどんなことでもご相談ください。さらに個人宅向けのハウスクリーニングも行っていますので、エアコンクリーニング、換気扇・レンジフードクリーニング 、キッチンクリーニング、浴室・トイレ・洗面所クリーニング、窓ガラス・網戸・サッシクリーニングなどお気軽にお申し付けください。もちろんワックス掛けを含めたフローリング清掃やワックス剥離清掃、カーペット清掃なども承っています。気になるサービスがございましたら、ぜひお問い合わせください。